美味しいCPO探し、ガイドします。 CPO TREASURE HUNTING

CPOが充実した今こそ手に入れたい魅惑のスポーツセダン、IS

CPO店舗を直撃取材して「実際のとこ、どうなの?」を掘り下げる新連載“CPOトレジャーハンティング”。
第二弾はレクサスのスポーツセダン「IS」をクローズアップ。
モータージャーナリスト、藤島知子氏が、見て・触れて・乗って、CPO ISのリアルな魅力に迫ります。

CPO店舗を直撃取材して「実際のとこ、どうなの?」を掘り下げる新連載“CPOトレジャーハンティング”。第二弾はレクサスのスポーツセダン「IS」をクローズアップ。モータージャーナリスト、藤島知子氏が、見て・触れて・乗って、CPO ISのリアルな魅力に迫ります。

今回のCPO “TREASURE HUNTER”TOMOKO FUJISHIMA
藤島知子氏
モータージャーナリスト。レース活動で得た経験から、スポーツドライビング好きの目線、女性目線の両方向からクルマと共に過ごすライフスタイルの素晴らしさをレポート。
日本自動車ジャーナリスト協会 理事。日本カー・オブ・ザ・イヤー2016-2017選考委員。
今回のCPO “TREASURE HUNTER”TOMOKO FUJISHIMA
藤島知子氏
モータージャーナリスト。レース活動で得た経験から、スポーツドライビング好きの目線、女性目線の両方向からクルマと共に過ごすライフスタイルの素晴らしさをレポート。日本自動車ジャーナリスト協会 理事。日本カー・オブ・ザ・イヤー2016-2017選考委員。
レクサスISの奥深い魅力 レクサスISの奥深い魅力

 日本ならではの、きめ細やかな感性が織りなすクルマづくりで評価を得てきたレクサス。中でも、日本では2005年秋の開業当初からラインナップされていたモデルのひとつがプレミアムスポーツセダンの「IS」だ。レクサス車を男性に例えるとすれば、スポーティで力が漲るデザインや真の“走る楽しさ”を体現した「IS」は現役のアスリート的な色気を放つ存在に映る。
 2013年に登場した2代目からスピンドルグリルをあしらい、新世代のレクサスに表情を変えたことは記憶に新しいが、搭載されるパワーユニットは回転フィールを満喫させてくれるガソリンエンジンのほかに、低燃費と力強い走りを両立させるハイブリッド仕様を設定。さらには、予防安全装備を積極的に採用するあたりもレクサスらしい知性を感じさせてくれる部分。身軽さを生かしたFRモデルらしく、素直なハンドリングとともにダイナミックな走りを満喫させてくれる。ボディの結合剛性を見直し、トランスミッションはドライバーの意図を汲み取る制御を行う。スポーツ性を高めた“F SPORT”はサスペンションに専用チューニングを施すなど、スペックには現れない官能性能を磨き上げた。
 一方で、インテリアはコダワリの素材があしらわれている。中でもセミアニリンのレザーシートは滑らかな感触で乗員の身体を受けとめるもので、ハンドルに手を添えると適正な運転姿勢がとりやすい。低めの着座姿勢、動き出した瞬間から、クルマを手足のように操れる手応えが掴めるドライブ感覚は、最近人気のSUVでは得られないものだ。TPOに合わせて乗り手をスマートに演出してくれるセダンのフォーマルなパッケージングは、乗員の身体を包む居心地のいい居住空間を与えるだけでなく、トランクには9インチのゴルフバッグが3セットほど積み込めるスペースが与えられた。後席のシートバックは6:4の分割可倒式で、バッテリーなどの専用ユニットを搭載しなければならないハイブリッド仕様であっても、ガソリンエンジン車と同等のスペースを確保するあたりは優等生的。頼もしさだけでなく、包容力まで備わっているということか。

低めの着座姿勢、クルマを手足のように操れる手応えが掴める
ドライブ感覚は、最近人気のSUVでは得られないもの。

広いトランクスペースに加え、後席シートバックは6:4の分割可倒式。
ハイブリッド仕様もガソリンエンジン車と同等のスペースを確保する。

低めの着座姿勢、クルマを手足のように操れる手応えが掴めるドライブ感覚は、最近人気のSUVでは得られないもの。

広いトランクスペースに加え、後席シートバックは6:4の分割可倒式。ハイブリッド仕様もガソリンエンジン車と同等のスペースを確保する。

理想のISにきっと出会える、レクサスCPO 理想のISにきっと出会える、レクサスCPO

 2代目「IS」は発売開始から3年半を迎えた2016年10月末にマイナーチェンジ。中古市場に目を向ければ、新車で購入したオーナーが手放すタイミングを迎え、程度のいい個体が姿を現すいわば“狙い目”の時期に来ている。中古車の醍醐味はその時期しか販売されなかった仕様やオプション装着車といった付加価値をこなれた価格で手に入れられることにあるが、質の高い個体を探すなら、高いクオリティの中古車と安心のカーライフを提供するレクサス CPO(Certified Pre-Owned)のプログラムに注目してみて欲しい。今回お邪魔したレクサス町田は新車販売と認定中古車販売を行う店舗だが、ショールームのロケーションは日本でも有数の新車ディーラーと中古車販売店がせめぎあう激戦区。CPOの展示スペースに並んだクルマに目を向けると、走行距離や内外装のコンディションなどに独自の基準を設けて厳選された極上のコンディションの認定中古車がズラリ。展示車はエレガントに乗りこなせるIS300hから2L直噴ターボを搭載したIS200tまでバリエーションが豊富。内装についても滑らかなタッチのレザーシートからパドルシフト付きの“F SPORT”まである。車内の空気環境は清潔感を左右したりするが、実際に乗り込んでみると、まるで新車のようないい香りが漂うことに驚かされてしまった。
 もちろん、気になる個体を予め伝えておけば試乗することも可能だ。試しに2014年式のIS250(走行距離1.3万キロ)のハンドルを握ってみることに。今では貴重なV6エンジンは踏んだだけ加速してくれる感覚が持ち味で、レーンチェンジをした後の姿勢の収まりもいい。18インチの足回りは新車同然にストレスが少なく、静かで滑らかな走りを披露。アクセルペダルのわずかな踏みだしから、緻密に力を漲らせていくパワーフィールは官能的で、動的な部分においても、この世代のモデルがもつ魅力を余すことなく味わえるコンディションが保たれていることに感謝したい気持ちになった。2台目はIS300h“F SPORT”にも試乗。ムーンルーフ付きというのが贅沢な個体だが、サイドサポートを効かせたファブリックシートはドライバーの身体にフィットしながら心地良く支えてくれるものだ。重量物がバランスよく配置されたボディはゆったり感のある深みのある乗り味とスポーティに走らせる醍醐味を存分に満喫させてくれる。プレミアムカーは確実なメンテナンスと良好なコンディションの維持によって、快適性と緻密なドライブフィールが成り立つが、残念ながら全ての中古車が必ずしもそうであるとは限らない。その点、レクサスのCPOは見ための良さだけでなく、ISの本質が際立つ“走りの気持ち良さ”や“快適性の高さ”といった魅力が余すことなく伝わってくることを嬉しく思った。

CPOは室内の香りにまで清潔感が漂っていることに驚き。
女性視点で細部をチェックしても、美しさは極上レベル。

CPOなら、今や新車では手に入らないIS250も狙える。緻密に力を漲らせていくV6エンジンのパワーフィールは、官能的とも言えるもの。

CPOは室内の香りにまで清潔感が漂っていることに驚き。女性視点で細部をチェックしても、美しさは極上レベル。

CPOなら、今や新車では手に入らないIS250も狙える。緻密に力を漲らせていくV6エンジンのパワーフィールは、官能的とも言えるもの。

CPOを選べば、レクサスのホスピタリティを満喫できる CPOを選べば、レクサスのホスピタリティを満喫できる

 中古車の価格はクルマの程度次第でピンからキリまでが存在するが、レクサスのCPOが取り扱う中古車は決して安価ではなく、むしろ高価だ。では、敢えてCPOを選ぶ理由はどんなところにあるのか?
 認定中古車を選ぶ上で期待することは、1つはクオリティの高い個体に出会えること。2つめは中古車ながら充実した保証が得られる環境やメンテナンスの体制など、購入後の安心感が得られることが挙げられるだろう。じつは他にも、意外と知られていないメリットがある。CPOでクルマを購入すると、新車でも中古車でも、分け隔てなくレクサスオーナーになれるということだ。保証書に記載された項目に万が一不具合が生じてしまった場合、2年間・走行距離無制限で無料で修理を行ってくれる。その後も継続したい場合は有償で1年間の延長保証を設定することも可能だ。また、登録から10年/20万kmまでハイブリッド機構の無料修理を行う「CPOハイブリッド保証」まで設定されている。さらに、通信機能を利用したレクサス独自のテレマティクスサービス「G-Link」やレクサスオーナーズデスクのサービスが2年間無料で提供される。オーナーズデスクの専任オペレーターと対話しながら、レストラン予約やナビの目的地設定などをフォローしてもらえるほか、事故や急病などの場合は、警察や消防への緊急通報を行うヘルプネットも。さらに、鍵の閉め忘れやハザードランプの消し忘れなど、車両に異常があった場合はメールでお知らせ。セキュリティの面でも安心して向きあえそうだ。
 冒頭でも触れたが、レクサス町田はCPOの認定中古車を取り扱うのと同時に、新車を販売する店舗でもある。お話を伺った担当者は「来店するお客様はクルマのことをよくご存知です」と謙遜しながらも、彼自身の歴代モデルにまつわる知識は相当なもので、クルマごとに異なる仕様の話しなど、とにかくボキャブラリーが豊富。試乗しながらクルマの構造にまつわる質問を投げかけても、1つ1つ丁寧に答えてくれた。レクサスを扱うプロが向き合ってくれる絶大な安心感。男性だけでなく、きっと女性のお客様にとっても、クルマ選びから購入後にお付き合いをするお店として、心強く感じるに違いない。また、この店舗で中古車を購入すると、メンテナンスで店舗を訪れた際は、オーナー専用の「レクサスオーナーズラウンジ」でくつろぐことができるそうだ。憧れのISを手にした後、新車オーナーと同様のホスピタリティが受けられるというのも嬉しい。
 CPOから広がるレクサスライフ。人生の大切な時間を供に過ごす相棒に出会い、安心して充実したカーライフを送ることができそうだ。まさに、レクサスの魅力はクルマだけにあらず。クルマから広がるおもてなしのサービスやプライスレスな価値こそ、本質なのだと感じた。

店舗を訪れた際は、オーナー専用の「レクサスオーナーズラウンジ」で
ゆったりくつろげる。

CPOオーナーになれば、テレマティクスサービス「G-Link」や
レクサスオーナーズデスクのサービスも2年間無料で利用できる。

店舗を訪れた際は、オーナー専用の「レクサスオーナーズラウンジ」でゆったりくつろげる。

CPOオーナーになれば、テレマティクスサービス「G-Link」やレクサスオーナーズデスクのサービスも2年間無料で利用できる。

今回の“CPO TREASURE HUNTING”
取材協力店:レクサス町田

CONTENTS INDEX
  • CPO TREASURE HUNTING Vol.1
    Vol.1 ハイクオリティなRXが選び放題。
    時を超えた一台に出会えるレクサスCPO!
  • CPO TREASURE HUNTING Vol.2
    Vol.2 CPOが充実した今こそ手に入れたい
    魅惑のスポーツセダン、IS